シニア世代の写真管理術

で、前回はシニア世代との価値観の違いを思ったまま書いてしまったが、今回は、シニア世代が満足できる写真管理術について。

とりあえず僕の周りは素直に受け入れられている人が多い気がする。

前提条件としては

1.本人が写真の管理に悩んでいる(押し付けではない)

2.本人がスマホを持っている(使っているいないに関わらず)

3.周りの人(家族)と写真を共有したがっている(プリント写真を見せたがる感じ)

4.年賀状と写真管理くらいしかPCを使ってない

5.Googleアカウントの取得(これが一番ハードル高いかも)

こんな感じか。まぁ大体当てはまると思うけど。

結論から言うと、iPhone,Androidにかかわらず、スマホはGoogle+, PCはPicasa3(フリーソフト)を使った写真の自動バックアップシステムの構築だ。バックアップ、共有という行為を一括してやってしまう。

そもそも写真の管理にふつうのエクスプローラ(ファイル管理)を使っている人が大半なので、これをPicasaに移行するのは簡単だ。インポートのやり方さえ解ればあっという間にソフトの虜になる。ここの理解で重要なのはPicasaに取り込むいうことは写真をPC内に保存するという行為で、今までとやっていることは変わらない。2度手間にはなっていないということ。シニア世代は手間を嫌うため、今までの作業の置き換えとして認識してもらう。次にPicasa上のGoogle+アップロード機能を使って写真をフルバックアップする。写真はオリジナルサイズの場合はGoogleのストレージ上限まで。縦横それぞれ2048px以下で保存すれば無限にバックアップされる。このときプライバシー設定を非公開にすることを忘れずに。この手順は写真を取り込む作業に必要なおまじない程度でやってもらうのが吉。スマホはGoogle+のアプリ設定内で自動バックアップを有効に。これでスマホで撮った写真はGoogle+上に自動バックアップされ、デジカメで撮った写真はこれでPC上とGoogle+上に2重で保存される。

ここまでくると、クラウド上に写真が同期される環境が整うため、家族への写真共有もグンと楽になる。添付ファイルなんて面倒なことをしなくてもいい。自分で撮影したGoogle+ 上の写真の中から好きな写真とサークルを選ぶだけ。サークルも事前に設定して渡すのもありかもしれない。とりあえずうちの家族はこれで写真のやり取りができるようになってる。Googleがサービス止めるまではこれでいいんじゃね?

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