今回は、中高年世代(失礼。)と若年層との考え方の違いについてまとめてみる。
以降、中高年世代の事をシニアと書く(すみません。)が、使えないから、できないからと見下しているつもりはない。
親世代と話して、使い方の説明をしているうちにどうも原因は他にありそうだと気づいたから。。。。
FUJIFILM スマホ de チェキ instax SHARE SP-1&チェキフィルム50枚セット フジフイルム |
まず、ここ数年のなかで、シニア世代によく相談される内容について。
Q1.XPってのが終わるらしいけどうちは大丈夫なのか?
Q2.いま携帯を買い換えるなら何がいいか?
Q3.うちのパソコンはタッチにできるのか?
Q4.iPhone,iPadのバックアップもしくは同期。パソコンの写真を外で人に見せたい。
etc.
とりあえず多い順に書いたが、世代の物、サービスへの認識の差がすべてここに現れている気がする。
A1 明らかにマスメディアの影響を強く受けているが、自分が何を使っているかまでは調べようとしない。逆に言うとPCへの依存度が極端に低く、何かあっても本人たちにとって大した問題ではない。
A2 今までは僕が勝手にトレンドや機能に対するレコメンドを求めていると思っていたが、実はそうではない。ただ壊れかけ、バッテリー寿命などから泣く泣く買い換えることを強いられている状態。販促方法や初耳のサービス名など、電話と関係のないものには興味がない。安く使えればそれでいいと思っている。今の使用環境からの変化を極端に嫌う。サービス向上よりも現状の維持を選択する傾向。
A3 一時のスワイプ多用演出のCMに感化され、世の中は指で操作するのが当たり前だと思い込んでしまう。タブレット、PCなどデバイスの差には(実際に使い始めるまでは)興味がない。この質問の意味は、現状維持のまま、OSすら変えずに単純にディスプレイをタッチパネル化できるかの意。買い換えて新しいパソコンがほしいという意味ではない。行き遅れ感を感じての意見であり、自分は必要はないと思っている。
A4 某キャリアの販促によって(半ば騙される様に)契約させられているiPhoneだが、一番聞かれることが多いのは写真の移動方法。若い世代だと、物理メディアがない場合の移動方法とか、iPhoneで撮った写真を他の人に渡すにはどうすればいいのかなどデバイスからの出力方法に関する質問が多いのだが、シニア世代は違う。上の話と関連するが、前使っていた携帯の写真をiPhoneに入れたい。もしくはデジカメで撮った写真をiPhoneで見せたいなど、写真などのデータを入力することに興味があり、われわれとはすこしニーズが違う。
まわりのシニア層は総じてこんな感じの人が多い。いや、バリバリ現役プログラマとか、新しいサービスを片っ端から触ってるような人もいますけどね。感覚的にはITがおまけでテレビがメインディッシュ見たいなオーラはプンプンするし、NHKが言うまでは信用しないみたいな?
まぁ価値観の違いといってしまえばそうなんだけど、技術の押し売りを一切受け付けないって感覚には逆に魅力を感じるし、僕自身もそう言う考えを持っていくべきだと思った。いらないものはいらないって言える様にならないと。いくらタダでも。。。
コメント