自転車で取るべきログとは

ちっす。管理人です。

前回書いた20年来の師匠の息子さんに連絡が取れた。今回はスカウトらしく自転車で行こうと思ってるんだけど、ガジェットマニアとして、チャリダーとしてのガジェット活用術をまとめておく。少しでも自転車の楽しさ、魅力に興味を持ってもらえば。

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正直言おう、アウトドア好きのガジェットオタクは単なるオタクと大して変わりない。弱虫ペダルでいうと小野田坂道そのもの、東京の秋葉原が名古屋の大須だっただけのこと。さすがに毎日ではなかったが、普段はどこに行くにも自転車だった。それだけ名古屋は狭いともいえるけど、千種区の平和公園を中心にやっていた集会に守山区から毎週通っていた。それだけの運動でも相当な体力がついているはず。

当時のルートをざっくり見てみると、

Screenshot_2014-04-24-11-18-15.png

ぜんぜん大した距離じゃない。ただ、500mくらい6%の上り勾配が続くので大変っちゃあ大変。それもシティーサイクルって条件で。20分あれば着いていたので、信号がある割には結構いいペース出せてたんだなぁと思う。

で、ついでに大須までも測ってみた。

Screenshot_2014-04-24-11-18-04.png

およよ。思った以上に距離が近い。この2つの走行距離には雲泥の差があると思い込んでいたが、実際には大した差じゃなかった。むしろ高低差という意味では圧倒的に平和公園のほうがキツい。南知多の少年自然の家まで行ったときも、今計ってみればたったの片道50km。三重のキャンプ場まで行ったときも結局片道50kmくらい。てかコンパスで半径50kmの円を描いて目的地を決めてるので当たり前なんだけどね。思えば本当に大した距離じゃない。

なんて距離ばっかり測って何が面白いんだって事になりそうなので本題。

自転車乗りならやっぱり自分がどれだけ乗ったか、どういう乗り方をしているかを知りたくなるのが常。そういうときに普通興味がいくのがサイクルコンピュータ。いわゆるサイコンってやつだ。シンプルなのは速度、距離が測れて、センサーを増やした高級機だとケイデンス(漕いだ回数)とか心拍とかが計れるやつもある。あと無線化できたり。

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で、速度や体力の調節が出来るようになってくると当然遠くに行きたくなる。行ったことのない所へ行きたくなる。そう思ったときに地図が必要になるのだが、その地図を手に入れるための道具がGPS。最近は地図付きGPSに加えてサイコン的な機能がついている物もあるので、単体で完結したい、防水機能は譲れないみたいなチャリダーな人はこのあたりが選択肢だろう。ブランド的にもお墨付き。間違いはない。地図のしょぼさを感じることはあるが。。

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で、お前はどうなんだというと、どっちも経験してる系です。サイコンはシンプル機能だけに電池持ちをあまり気にしなくていいので基本的に計り忘れがない。車のODOメータ的な感覚で使うものだと思うのであるに越したことはないと思う。でも高級機が必要かといわれると、情報としては保存しておくような価値はなくてその場で確認して終了みたいな感じなのでNoかな。

で、次の選択肢として出てくるGPSだが、いかんせん高い。5万円~10万程度なので、登山など他用途でも使うとか、自転車に100万かけるようなブルジョアさんでないとなかなか手が出しにくい。僕みたいにGPSが好きな人ならいいんだけど。あと、値段の割りに電池が持たなくて閉口みたいな。。出先で電池が切れてくれるおかげでコンビニの高級乾電池を大人買いみたいな。

最近のは内蔵バッテリになってるけど、緊急時にすぐ使えないデバイスはナンセンスだと考えてるので結局電池代にも数万みたいな状況になりかねない。専用機としての出来はいいと思うんだけどね。いかんせん選択肢がないので不満点が気になってしょうがない。

で、最近のブームになってるのがスマホアプリ。ここ数年のスマホブームのおかげで使わなくなった本体が家の中でゴロゴロしているような人も多いと思うので、自分のニーズにあった機種の中から選べばいいだけの話。画面の大きさ重視ならタブレットを使うもよし。Bluetoothで心拍、ケイデンス計測を重要視するならiPhoneを選ぶというように人それぞれの使い方が出来るはず。

SIMのロックさえはずせば低価格で通信機能すら持たせることが出来る。メインのスマホを使ってもいいと思うんだけど、やっぱり落としたときと電池がなくなったときのリスクを考えるといらないスマホを使うのが正解。スマホなら充電ケーブル、モバイルバッテリーも選び放題。値段も安い。

そんな組み合わせで考えたときに使うアプリもたくさんあるのでここで割愛するが、最近僕が便利だと思っているのがRuntasticシリーズ。どちらかというとフィットネス系アプリとWebサービスの総称なのだが、これがすごい。ジャンル別にアプリが別れ、機能別に無料/有料版が存在。探し物は何ですか?状態なのだ。

で、今回お勧めなのが、自転車向けアプリのRuntastic Road Bike / Mountain Bike。 ぶっちゃけ機能はまったく同じなのだが、それぞれのユーザーとしては自分専用のプレミアム感が出るのがたまらなくうれしい。Pro版は500円だが、サイコン+GPS機能が500円でフル活用できるのなら安いもの。さらにWeb上での月額会員サービスもあるが、これは使ったことがないので不明。SNS感が増すって感じだと思う。

で、サイコン、GPSに求める機能は大きく分けて2つあると思う。これからの行程(ナビ機能)、現在の自分の状態を知りたいってタイプの人と、自分がどういう走りをしたか記録に残したい、あとから分析したいってタイプの人(ライフロガー的)。ナビ機能だけならGooglemapナビでいいじゃんと思うんだけど、自転車ルート検索機能は日本では無効化されてるし、歩行者ルートも自動車ルートも一長一短で使えない感じが否めない。

NAVITIMEは自転車ナビを出していて、ルート選択も思いのまま。選択肢としてはベストなのだが月額費用がかかるってのが痛い。あと、良いのか悪いのか、ルートが半自動で決められてしまうってのもなんか微妙。ってなると、ルートは自宅でゆっくり設定してアプリにインポートできる、共有できるってのが現実解なわけで、そんな機能とログ、分析が一括で出来るアプリケーションのなかでベストだと思っているのがこのRuntasticなのだ。

上に張ってあるスクリーンショットは、そんな感じでWeb上でルート検索、設定したものをアプリで読み込んだ画面。道路勾配や風向き、日の入り時間など、クラウドを活用した情報提示をしてくれるのでいままでのGPSナビとは一線を画す感じ。情報は信じるな、自分の命は自分で守れってのはあるけど日本国内でそんな状況になることはほとんどないしね。日本語の音声ナビにも対応していて、ざっくりながらも数値を読み上げてくれるので、画面を凝視しなくてもそばにトレーナーがいるような安心感がある。

まぁこんな感じでスマホをナビ、ロガー代わりに使おうと思うと悩むのがハンドルへのマウント方法。安物から高級品までいろいろあって悩むと思うが、重要なのは防水が必要か否か、マウンターごと取り外せるか否かである。防水も確かに重要だが、ケースとしてはどうしてもビニールケースの中に入れるような感じのものになってしまうので、ボタンの押しにくさ、操作のしにくさ、とくに画面の見ずらい感じはなんともいえないものがある。そこで割り切りなのだが、僕は防水はスマホをジップロックに入れるなどの方法で担保して、防水ではないスマホホルダーを使うことにしてしまっている。傷が付いても捨てられる安心感はすごい。

ホルダーもいろいろ買ったが、結局今のところは箕浦のスマホホルダーに落ち着いている。優劣で僕が感じたことだけを書くと、まずハンドルバーへの固定部が樹脂のものは総じて良くない。バンドタイプのものだと締め付けは良いが劣化による断裂が心配。ネジの締め込み式もネジ以外の樹脂部の強度がないため思い切って締め付けられないなど、取り付け時からかなり不安を感じる。ネットを見ているとどうしてもボールヒンジタイプの商品に取り付け自由度の魅力を感じてしまうが、実物を見ると1点支持であるが故の全体的な剛性感のなさに閉口してしまうはず。そこまでいくなら丈夫なRAMマウントを組み合わせて自分で作るべきだ。って感じで、取り付け取り外しの簡単さ、剛性の両面を併せ持ってる感じが気に入ってる。5インチスマホが限界なのでタブレットの場合は悩ましいけど。

あと最近、同じ系統でカメラネジをつけたくなって、またもや箕浦のカメラマウントを買った。これも理由は同じ。剛性は大事ということ。ただ、ちょっと気になってるのはネジそのものになぜかテーパーが付いていること。ねじ込みやすさを考えたのかもしれないが、締め付けすぎるとカメラ側のネジを舐めてしまいそうで怖い。

ただ、取り付けたときの安心感は異常なのでお勧め。あ、スマホもデジカメもストラップで保険を張っておくのを忘れずに。飛んで行った時が悲惨だから。

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