発売から1年以上経ったZenfone2。
先日Android6.0(Marshmallow)にアップデートしたついでに、ちょっとした改善をしてみる。
それは画面のdpi変更だ。Zenfone2はフルHDなのだが、見やすさも考慮し、ユーザーインタフェースは見やすさ重視なので、全体的にアイコンや文字が大きい。
ディスプレイの解像度に対して、UIの解像度を無駄使いしているのでこれを有効利用しようというわけだ。
この改善にはRootを取る必要はなく、PCとUSBケーブルで接続し、コマンドを入力するだけで変更できる。
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まず必要なのはPCにインストールするドライバだ。コマンドを送りこむのにADBというものを使用する。
1.PC側の準備
ADBのドライバはAndroid Studioという開発環境に含まれているので、これをインストールするか、開発環境は必要ないという人はADBドライバだけを配布しているサイトがあるのでこれをインストールする。公式ではないのでインストールは自己責任で。
15 seconds ADB Installer v1.4.3 – XDA
で、インストールが終わったら、今度はAndroidスマホ側の準備。開発者モードをオンにする。
2.スマホ側の準備
まずは設定画面の中に開発者オプションがあるかどうかを確認。なければ次の手順。
設定→端末情報→ソフトウェア情報と辿り、ビルド番号を連打すると開発者向けオプションが有効になる。
開発者向けオプションを開き、USBデバッグをONにする。
ここまででスマホ側の準備は終了。
3. dpi変更作業
PCとスマホをUSBケーブルで接続し、スタートメニューの”名前を指定して実行”から”cmd”と打ってエンター。
まず、”adb devices“と入力しエンター。adbコマンドが使えるかどうかを確認する。
デバイスが出てきたらあとはシメたもの。
dpiを変更するコマンドは”adb shell wm density 380“,
もとに戻すなら”adb shell wm density reset“。
このコマンドを入力しエンターするとスマホの画面の解像度が変わるはず。
こんな感じでdpi変更ができる。他のスマホでも可能なコマンドだが、画面の標準解像度や目標とする解像度によって数値が異なるのでこのあたりはネットで検索を。
数値が小さくなればなるほど文字が小さくなるが、やりすぎると表示できなくなるので300~600くらいの範囲に抑えておくのが吉。
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