まず最初に、PRN3Dの基板を汎用RAMPS1.4の基板に交換する。
別にPRN3Dのボードのファームを書き換えてもいいけど、基板に搭載されていない機能は追加できないので、LCDを付けたりスイッチを追加したりというのは難しい。
お勧め構成はArduino MEGA + RAMPS1.4 に加え、128x64のグラフィックLCD構成、もしくは20×4のテキストLCD構成。どちらの場合も、LCD裏にSDカードスロットがついているものであればスタンドアローン動作可能。
Kuman Arduinoに交換 3D プリンター キット RAMPS 1.4 コントローラ +Arduino Mega2560 R3互換ボード+A4988 ドライバ +LCD12864 モジュール Arduino Mega 2560 Uno R3とArduino Reprapに適用 K17 Kuman |
RepRap用に、ArduinoとRAMPS1.4、モータードライバ、LCDがセットになっているものが安く買えるので、このあたりをまとめて買ってしまうのがいいと思う。基本的には配線さえ自分で加工できれば基板をそっくり置き換えることができる。
とりあえずのイメージとしてはこんな感じ。同色の場所にコネクタを移動させる。
基本的な流れをやってみて引っかかったところだけ記載。
Q1. ArduinoへMarlinの書き込み時にコンパイルで引っかかる場合。
using typedef-name 'fpos_t' after 'struct'
or
'fpos_t' has a previous declaration here
A1. fpos_t を FatPos_t に置換する。
PRN3Dのホットエンドコネクタ部は4極だが、2極がホットエンドのヒーター、残り2極がホットエンドのサーミスターだ。あとはエンドスイッチ、ONで短絡する方をSignal-GNDとして接続する。
ステッピングモーターはとりあえずそのまま刺せばOK。回らなければ(回ると思うが)どれか2ピンを1ピン空けて入れ替え、逆転する場合は両端どちらかの隣合う2ピンを入れ替えれば回転方向が逆転する。逆回転なのが明らかであればファームのConfigration.h内の
“INVERT_X_DIR”、 ”INVERT_X_DIR”、 ”INVERT_X_DIR”
このあたりをtrue->false/false->trueにすればいい。
ほかにあればそのうち追加。
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