今年からキャリア各社で発売されているスマートホンのSIMロックが解除できるようになった。僕自身はSIMフリースマホを海外輸入したりしているので正直需要はないが、逆に解除できる機種を解除しないのももったいない。
先日、海外旅行をする機会があったので、これを機に手持ちのスマホのSIMロック解除をやってみる。ちなみに機種はHuawei Nexus6Pだ。
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Huawei Google Nexus 6P 64GB 5.7-Inch Reversible USB Type-C 4G LTE Factory Unlocked (GRAPHITE) – International Stock No Warranty [並行輸入品] Huawei |
SIMロックはDocomoの一部の端末で従来から実施されていた店頭で解除してもらう方法と、インターネット上で登録する方法の2通りがある。
店頭での解除には手数料がかかるが、ネットで解除する場合は無料だ。言わずもがなネットでの解除を実施するべきだ。
あまりやる機会がないし、キャリアでの契約継続はもうなさそうなので、もしかしたらこれが最初で最後かもしれない(苦笑)
今回はSoftbankなので、まず、マイソフトバンクに携帯電話番号とパスワードでアクセスし、SIMロック解除手続きに進む。
SIMロック解除に必要なのはIMEI(製造番号)だ。端末固有の番号なので世界に1つしかない番号でもある。まずは、SIMロック解除に対応した端末のIMEIを調べることから始める。
Androidの設定画面の中にある”端末情報”を選択し、さらに”端末の状態”を選択。
次に、”端末の状態”の中にあるIMEI情報を選択すると自分の端末のIMEIを確認することができる。この画面は見せられないので省略。
確認できたIMEIをホームページ上の枠に打ち込んで解除手続きをするをクリック。
すると解除コードが表示されるので、この画面を記録するなり印刷するなりしておく。
実はSIMロックの解除の罠はここにある。以前、DocomoのSIMロックを店頭で解除してもらったことがあるのが、当時はまだSIMロックの解除が一般的ではないこともあり、店員に端末を渡した後、どうもこの作業を実施し、明細とともに解除料金を請求されたのだがこの解除コードを渡してくれなかったことがある。
SIMロックを解除するという行為は、SIMロックがかかっているキャリア以外のキャリアのSIMカードを挿入した時点で初めて本体のSIMロックを解除する手順が出現するものであり、ネットワーク上で解除して作業が終わるものではない。なので、店頭、もしくはネットでこの作業を実施したとしても、次に他のキャリアのSIMカードを刺した時点で先ほどの解除コードを入力する必要があるのだ。
なので、ただSIMロックを解除したいという人は要注意。手元に他のキャリア(たとえばDocomoやau)のSIMがないと解除コードすら入力できない。
ということで、今回はDocomo系MVNOのIIJmioのSIMを刺してみる。Nexus6PはnanoSIMだ。
で、おもむろに電源を入れるとこんな画面になる。Docomoのときはこの画面を海外のタクシーの中で拝むことになった。ハラハラする。
ここに先ほどの解除コードを入力してロック解除ボタンを押す。
するとそっけなく解除完了の画面が出る。
こんな感じでSoftbankのNexus6PのSIMロックが解除できた。手順は複雑に見えるが、実際にやっていることはスマホ本体のIMEIを調べてホームページに入力、代わりに返ってくる解除コードを別キャリアのSIMカードを初挿入した時に入力する。これだけ。
以降、SIMカードを交換しても二度と聞かれることはないはずなのでご心配なく。
SIMロックを解除して差し替えるなんてめんどくせーよなんて人にはモバイルルーターがお勧め。UQ mobileのau回線SIMは速度が最高500kbpsながらも、データ使用量も無制限でDocomo系MVNOよりも回線が空いている。
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