任天堂スイッチにも使えるTYPE-Cドックを買った(予想外の機能も!)- Lemorele USBC TC66l –

前回に続き、Lemoreleのドックに味を占め、さらに別の機種を買い足してしまった。

今回は外泊時に任天堂スイッチのドックとしても使おうという魂胆で動作確認してみることにする。

予想外の挙動でキャプチャ民にはうれしい使い方もできそう。

まずはスペックから。

製品名 : Lemorele USBC TC66l 7-in-1 Type-Cハブ


機能

  • フルHDMIポート x 2(最大4K@30Hzビデオ出力)
  • Type-Cポート x1 (PD100W急速充電)
  • USB-A ポート x1 (USB3.0:5Gbpsデータ転送)
  • Type-Aポート x3 (USB2.0データ転送)
  • 大きさ:13.5 x 3.8 x 9 [cm]
  • 重量:84 [g]
  • Type-Cケーブル長:26 [cm]

前回のものと比較すると、LANポート、SDカードリーダがない代わりにHDMIが2ポートついているという感じ。複数画面出力を行いたい人にはいい選択肢。


外観

見た目はこんな感じ。ちょっとパープルっぽいシルバーでアルミの外装。M.2 SSDのケースとかと同じようなデザイン。Type-Cケーブルは直出し。

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左側面にはフルサイズのHDMIポートが1つ

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ロゴ向かって底面には USB2.0対応のポートが3つとUSB3.0のポートが1つ

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上面にはPD対応の給電ポート(ハブを接続したデバイスを充電することができる)が1つとフルサイズのHDMIポートが1つ

PXL_20221211_072254235.jpgのサムネイル画像

以上の7つのポートを、Type-Cケーブル1本で使用することができる。


動作例 (PC: Chromebook接続の場合

デスクトップとChromebookどちらでも動作は同じだった。2画面同時出力が可能。

今回は外出時にメインで使用しているChromebookのPixel Slateで動作を確認してみる。

まずは4Kモニタを1台接続。

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普通に4K出力された。これは便利。

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続いてさらにもう1台4Kモニタを接続すると。

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表示された。ChromeOSでも2画面出力は可能。

その代わり各モニタは1080P出力になる。

これはChromebookの問題でもなく、USBの帯域に依存するため。

画像を圧縮するような特殊なグラフィックボードならできるものもあるが、画質が劣化したり欠点も多い。

逆に言えば4Kモニタがゴロゴロしているとも思えないので問題ないといえば問題ない。

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動作例 :任天堂スイッチの場合

任天堂スイッチのドックの代わりとしても使うことができる。使い方としてはドックの代わりに接続するだけ。

Type-Cの充電ケーブルはスイッチ純正のものを使用してもいいし、PD対応のスマホの急速充電器でも大丈夫。

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つなげたイメージはこんな感じ。普通にドックとつなげた時と全く同じ挙動。

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ただ、ついでにもう一台繋げたらどうなるのか試してみたらこうなった。まさかのミラーリング状態。

分配機としても使えそうなので、動画配信などでキャプチャーする用途などがある人は試してみるといいかも。

※この挙動は私の個体で確認したもので、公式で保証するものではありません

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まとめ

ということで、PCでもスイッチでも使える7-in-1のType-Cハブを買って試してみた。

PCで使えるのはもちろん、Chromebookでも1080Pまでであれば2画面出力することができた。とはいえ、出先のモニタが4Kであることの方がまれだと思われるので、現状としては何も問題ないと思う。

さらには任天堂スイッチと組み合わせることでドックとしても使えるため、家庭内でスイッチを遊ぶモニタが複数ある場合はいちいちドックを持ち運ぶ必要がなくなるため、旅行や出張時などにも重宝すると感じた。

また、スイッチを接続した場合は2つのポートにミラーリングされるという挙動も確認できた。これは動画配信者としての立場にはなるが、モニタリングと合わせてキャプチャをしたい場合にも活用できそう。HDMIキャプチャカード(ボード)によってはスルー出力がないモデルを買いたいと思う人にはいい選択肢だと思った。

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