Synologyのイベントに行ってきた #Synology2020 tokyo #プライベートイベント

毎年メールは来ていたが見過ごしていたSynologyの国内イベント、”Synology2020 Tokyo”に行ってみた。

内容はそこまで濃くない感じだったが、頑張ってる感はとても伝わってきた気がする。

国内での立場的にはまだそこまでシェアが高くなさそうなのでまずは知名度というところか。

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国内でデバイス販売を開始して5年弱、日本法人が設立されたのが昨年と、コアなユーザーでなければ認知度はまだまだという台湾の会社だ。

日本法人は20名もいないような感じなので、国内シェアという感じではまだまだというイメージだが、これはあくまでも法人向けサーバーの話で、個人向けのNASはそれなりの台数が出ている印象。

会社名やデザインからはアジア圏の会社の印象はないが、NASのメーカーは台湾勢の勢いがすごい。国内でも20年ほど前からNASを作っているメーカーはあるが、単なるネットワークHDDのイメージが抜けず、スマホが普及したくらいのタイミングから多機能系NASにシェアをごそっと持っていかれた感じだと思う。

そんなSynologyのイベントに参加した。場所は六本木のリッツカールトン。

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今年は200名程度との記載があったが、200~300人くらいのイメージ。平日ということもあるが、やはりネットワークエンジニア、情シス系の人が多い。Googleアナリクスの画面を眺めている人もいたのでブロガー、プレス系の人も混じっているのか?

イベントとしては、関連製品のベンダー展示と、Synology DSMの開発状況、新製品紹介とオーソドックスなもの。

顔が映りこんでいるので写真は載せないが、ベンダー展示はCrucial,Seagate,WD,UPSのAPCなど。正直、NASを使っている人には当たり前のデバイスだし、見せられてもふーんというデバイスばかりなのであまり聞くこともなく、ちょっと盛り上がりに欠けていた気がしないでもない。この辺りはDSMのパッケージで欲しいものとかを議論できた方が盛り上がりそう。

セッションについては、基本的にはDSMなどの新機能紹介にとどまり、昨年から話に上がっているDSM7.0についても進捗のみ。期待はしているのだが出てこないと盛り上がりようもないというところ。

正直、ユーザー数として考えればコンシューマー向けのNASが多いだろうし、DSMの利便性を謳うのであればターゲットの大半はコンシューマーなはずなので、イベントの立ち位置がちょっと微妙な気もしないでもない。

個人的にはハードウェアラインナップを現物で見られる機会というつもりだったのでslim系のモデルが見られてよかった。思ったよりもコンパクトなのでこのデザインの収納とかがあったら買っちゃいそうだなという感じ。

割高の2.5inchドライブでNASにするメリットがいまいちよくわからないのだが、ここまでやるならSSDにしたいので10GbEは標準にしてほしい。

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こんな感じでぶっちゃけ去年よりも盛り上がりに欠けている感じは否めなかったが、情シス担当者への午後休だと思えばこんな感じでもいいのかも。あまり興味がなさそうな人が多かったのも目に付いた。抽選目当てか?

なんだかあまり面白くないイベントに客寄せのお土産ばら撒いてる悪循環を感じたので、来年以降はもう少しユーザー間のコミュニケーション、フィードバックを目的にしてもいいんじゃないかと思った。

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