NASのおもしろい使い道6選

数多くのNASを使ってきた管理人のお勧めするNASの面白い使い方6選です。

ネットワークに詳しい、コマンド打てるような人はわかっていると思うので対象外。あくまでもNASはデータを保存するものだと思っている人に提案したいので、インストールが簡単なもののみの紹介だけど、使ってみたら便利さに気付く人もいるはず。

アプリを使いたくてNASを買うなんて本末転倒にならないように。。。。。

1. Roon Server(有料)

ここ数年、オーディオ界隈で良いと噂のroonサーバー。スペックがそこそこのNASじゃないと動作が厳しいかもしれないが、Volumioをはじめネットワークオーディオがトレンドの今、選択肢としてはあり。ただ、ライセンスが高いのでちょっと試すという感覚ではないかも。

2.Surveillance Station(2台まで無料、それ以上は有料ライセンス)

USB接続のWebカメラやIPカメラを利用した監視カメラソリューション。スマカメなど、ペットや子供監視向けのカメラも多く出回っているが、リアルタイムでしか見れなかったり、クラウドに保存するには月額料金が発生したりする。

大手のNASは2~4台分のライセンスがあらかじめ付属しているのでカメラさえ用意すれば循環録画や画像処理による警報などの機能を使うことができる。カメラ自体はONVIFに対応していれば安物のWifiカメラでもほぼ大丈夫。

数日から数か月の映像を保存しておけるので、後から何かがあったことに気付いてもさかのぼることができる。

定点観測しておくことでSNS向けのネタ動画を狙うなんて発想もあり。

3.Syncthing(無料)

P2P型の同期アプリ。フリー、無制限なので初期コスト不要。NASやPC、OSも選ばないのでNASに入れさえすればどんな端末でもネットワーク環境を問わず同期をとってくれる。個人的には同期というよりも片方向のバックアップとして使っていることが多い。

スマホやPCのバックアップに使ったり、OneDriveなどの代用にもできる。ネットワークにつながっている状態で起動さえすれば大体つながるという安心感もあるが、P2Pなので最短で同期してくれるわけでもない。次の日になったら同じ環境になっているというレベル。

4.VIRTUALHERE(有料)

NASのUSBポートを仮想化し、各PCに疑似的につないだことにできるアプリ。例えばスキャナなどをNASにつないでおいて、各PCにクライアントアプリをインストールしておくと、PCと直接USB接続しなくてもネットワーク経由でつないだことにしてくれる。アプリ代は5000円と高いがかなり便利。

我が家ではScanSnapと確定申告用のICカードリーダーがつながってる。

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5. Plex Media Server(無料でも使えるが有料版あり)

NAS内の動画や音楽のメディアを配信するためのサーバーアプリ。他にも方法は山ほどあるが、初心者向けでスマホやテレビとの親和性は非常に高い。

専用アプリを使えばルーターの設定なども意識する必要はないので動画がたまっている人、貯める体質の人にはうってつけだ。DLNAサーバーとしても動作するのでテレビが対応していれば普通に見れる。UIや管理が洗練されているので何もしなくてもスマートに使えるのが売り。

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個人的にはNAS上のPlex Media Serverに加え、FireTV Stick +Kodi + Plexの組み合わせをお勧めしたい。低コストでテレビが激変する。

各メーカーのアプリに選択肢があるのでほぼどの機種でも使えるが、CPUがIntel系じゃないとダメとか、リアルタイムトランスコードするとNASが必死なんてこともあるのである程度の機種を選ぶのが吉。

6. 脱Evernote系アプリ(無料)

Evernoteとほぼ同等の機能をNAS上で実現してしまうアプリ。NASの電気代こそ必要だが、電源さえ入れておけば通信量やストレージ容量を気にせずに使える便利なやつ。個人的にはしばらくEvernote使いだったが、現在はGoogle keep + Note Stationで運用中。

Synology Note Station (ほぼEvernote)
QNAP Notes Station (google driveのアプリに近い)
Asustor ドンピシャアプリなし

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