いまやクラウドの時代。ファイルの保存もクラウドな人は多いだろう。今やHDDも大容量のものが簡単に手に入るようになったが、10年くらい前まではHDDに対する信頼性も低く、光学メディアなどにバックアップを取るというのが主流だった。最近の若い人はFDDやMDを知らないというが、もうCDやDVD、Blu-rayを使ったことがないという人もいるかもしれない。
NASを複数導入するにあたり、HDD1台の信頼性は低いままだが、冗長性という観点でそれなりにバックアップが取れる体制ができてきた。昔焼いたCD-RやDVD-R,BD-Rなどが読み込めなくなってきている中、最後のチャンスと思ってHDDに取り込みなおす作業をしている中起きた問題の解決法をメモしておく。
光学メディア、ドライブは散々使ってきたが、結局Blu-rayドライブを買ったのは一度きり。上のような3.5インチのドライブベイに取り付けるタイプ。LG製。
しかもそのドライブはいまだに使っているので、当時書き込んだBlu-rayディスクをまた同じドライブで読み込んでHDDにコピーしようとしている。なんか意味があるような無駄なような・・・・・
で、数十枚のメディアを取り込もうとしているのだが、どうしても1/3くらいのメディアが読み込めない。置いてあった環境も置いてあった環境なので、普通に考えればメディアの劣化なのかなと思ってしまうのだが、どうしても諦められないデータがある。
確かにCD-RやDVD-Rの中には見た目で読み込めなさそうなメディアも数枚あったのだが、Blu-rayについては読めたり読めなかったりという感じ。すでに使っているPCにも5インチベイはなく、USB-SATA変換ケーブルを使って運用しているため不便。
この際、家庭内環境の整理ということで光学メディアドライブをNASに設置して、VirtualHereを使って共有する環境とした。
たぶん今回のドライブが最後の光学ドライブな気もしたので、BDXL対応、かつType-C対応の以下のドライブを購入することに。
すると、LGのドライブでは読めなかったディスクが読める読める。ディスクエラーなんてなかったという感じ。あくまで想像だが、読んだり焼いたりを繰り返したドライブのレーザーパワーがヘタってしまっており、本来の出力が出なくなっていると予想。メディアが死んでいると思い込んで捨てていたら救出することすらできなかった可能性がある。思い込みは恐ろしい。
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