マイクロCNCフライスの選び方 #比較表

世の中ではミニ卓上CNCフライス盤とか、マイクロCNCフライスとか、単にCNCと呼ばれているこの工作機械。どうやって選べばいいのかで悩むと思う。いざ決めて買ったところで本当に良かったのか、逆に他を買えば起こらない問題だったのかなど、いろいろ頭を悩ませる機械でもある。

選択肢が多ければいいとは思わないが、使い方も個人それぞれだと思うので世の中にどういうものがあるのかを知ってから買っても損はない。ということで比較表にしてみた。

リクエストがあれば加えますし、実機をお持ちの方は詳細スペックをいただけると助かります。

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最近のデジタルファブリケーションブームに乗って、自宅でDIYする。何らかの工作機械を導入するなんて人も少しは増えていると思う。最近はホームセンターの木材カットコーナーに人が並んでいることが多い。できることは自分でやるという精神は重要だし、それだけ生活や想像力も豊かになる。そんな感じで何かをやってみようと思うと立ちはだかる日本住宅事情ならではの壁がある。

近隣への「騒音」
近隣への「振動」
近隣への「粉じん」
近隣への「悪臭」

だ。

他にも個人的な環境ではこういうものが。

「かけられる予算」
「求める精度」
「作る手間(時間)」

最近は自分で作らなくても目的に応じたバリエーション豊かな商品を安く買えることが多い。100均商品の組み合わせをDIYに含めるかはさておき、DIYはどちらかといえば贅沢な行為であって、気兼ねなく好きなようにDIYができるということ自体が恵まれているということになってしまっている。

今回のCNC選びにもほぼすべてが当てはまるので、高価なものがいいものなのは間違いないが、自分の置かれている環境に合わせて選ぶのが重要になってくる。

趣味のCNC選びで(分かってはいても自分の想像をさらに超えてくる)重要な要素はたぶんこのあたりだ。

① 性能に対しての価格と維持に必要なツール代
② 本体重量
③ 切子、切りくずの処理
④ 切削音(騒音)

まぁ予算に関しては何とかできるとしても、ゴミの処理と騒音に関しては住宅環境がもろに影響する要素。庭に余った納屋やガレージでもないと難しという人は多いのかもしれない。

逆にいえば、騒音や粉じん対策さえできれば居住空間の片隅でもおける可能性は十分にある。

とりあえず、そのあたりを現実的な限界として、条件を高くても50万円、卓上使用可能なもの、かつ現時点で入手可能な13機種を比較表にした。

ミニCNCフライス比較表(2016/12/13現在 13機種)

賛否両論あると思うが、少なくとも仕様からわかる数値だけでは比較できないということ。剛性がなかったり、使いにくかったりなど一概にどれがいいとは言えないはず。

個人的にはアルミや真鍮などの金属を削ることができるレベルにあるかどうかが境界線だと思っているが、少なくともベルト駆動のものは選ばないほうがいいと思う。

新し機種を見つけ次第追記します。

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