PRN3DをRAMPS化する(換装後のテストプリント)

出力自体はそれなりに出来ていたが、ヒーテッドベッドの調整などが多少面倒に感じていたPRN3Dだが。

先日書いたようにPRN3D純正の基板をRAMPS1.4の汎用基板に交換することにした。

まだ完成には至っていないが、実際に交換する作業の中で凡ミスを繰り返し、本体の部品が何ヶ所か破損したので、修復用部品を印刷しがてら以前との違いについて見てみることにした。

Kuman Arduinoに交換 3D プリンター キット RAMPS 1.4 コントローラ +Arduino Mega2560 R3互換ボード+A4988 ドライバ +LCD12864 モジュール Arduino Mega 2560 Uno R3とArduino Reprapに適用 K17 Kuman Arduinoに交換 3D プリンター キット RAMPS 1.4 コントローラ +Arduino Mega2560 R3互換ボード+A4988 ドライバ +LCD12864 モジュール Arduino Mega 2560 Uno R3とArduino Reprapに適用 K17

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現状で配線と動作の確認をしているのは、RepRapの最新ファームウェアMarlin1.1.0-RC7をセットアップし、従来の3Dプリント機能に加え、RCサーボとマイクロスイッチを組み合わせたオートレベリング機能の追加。

また、従来は常時通電していた対物ファンの動作を自動制御化するように。(ある一定の厚さまで印刷したのち冷却が開始するため、一層目のヒーテッドベッドへの張り付きがよくなる)

とりあえず、仮で動くようにした状態にし、e-quick-Bパーツを印刷することに。

e-quick-Bはこんなパーツ。フィラメントをエクストルーダーに送り込むためにステッピングモーターのギアに適度に押し付けるためのもの。

常にある程度の負荷がかかるため経年劣化で破損しやすいパーツだ。

e-quick-b.png

今回はこれを印刷してみることにした。0.3mmで出力して1時間40分ほど。

ここで、Curaの設定を忘れていて、サポート(中空部分を空中印刷しないで済むようにするための支え構造)の出力を忘れていたのだが、何としたことかいとも簡単に印刷できた。写真がちょっと見にくくて申し訳ない。

まず、外観だが全体的には差がない。今までと比べて外殻を厚めに設定しているので、穴が抜けるようなことはなくなった。

IMG_20160830_213629.jpg

写真では醜いが、1cm弱の中空構造がサポートなしで造形できている。

IMG_20160830_213547.jpg

穴潰れもほとんどない。サポートなしでも十分使えそうな感じ。

IMG_20160830_213430.jpg

ということで、これがファームウェアの進化によって起こっているのか冷却ファンが効果的に働いているのかはわからないが、ヒーテッドベッドからの張り付き、剥がしも効率的にできるようになっている気がする。

一番驚いているのは印刷中の騒音が劇的に小さくなったことだ。これはファームウェアの違いかモータードライバの違いだろうが、ここまで静かになるとは思わなかった。

これだけで今までの悩みが全て解決しているような気がするので、ケーブル類をちゃんとまとめ直して形にしたいと思う。

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