工具は使いやすいものがいいしメンテナンスが楽なのがいいよね。
ちゃんとした高い工具のほうがいいのは間違いないが、交換すれば切れ味が復活するという利便性は今の時代にぴったりはまっている。
気づいたら同じメーカーの工具(文房具?)がそれなりに揃っていることに気付いたので用途別に紹介する。
黄色が印象的なOLFA(オルファ)だ。
海外のメーカーだと思われがちだが、れっきとした国内メーカー。折り刃式のカッターで有名で交換式の刃物を取り扱っている。
工具というよりは文房具に近いカテゴリになるのかもしれないが、痒いところに手が届くラインナップを揃えているのがすごい。
今回は手持ちのものの用途を紹介しておく。
まず最初。
1. OLFA クラフトノコ 125B
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オルファ(OLFA) クラフトのこ 125B オルファ |
いわずもがな、簡単な工作用のこぎりである。あさりが浅めなので、面に沿って切っても傷がつきにくい。個人的には樹脂系の切断やダボの切り落としなんかに使っている。
2×4材で机を作ってみる
2. オルファ(OLFA) ロータリーカッターLL型 136B
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オルファ(OLFA) ロータリーカッターLL型 136B オルファ |
次は用途としてはカッターに近いが、使い勝手が全然違うロータリーカッター。ピザカッターのように歯を転がすようにして使う。布などの生地を切るのにも使えるし、ここ数年はもっぱら本をスキャンするため(自炊)に使っている。カッターよりもきれいに切れるためお勧めだ。
Scansnap ix500を手に入れてから1年間自炊を続けて得たKnow-how
3. オルファ(OLFA) PカッターL型 205B (写真は旧モデルの204B)
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オルファ(OLFA) PカッターL型 205B オルファ |
これを使う人はあまりいないかもしれない。アクリルなど樹脂を切る(折り目を付ける)ために使ういわゆるPPカッターだ。カッターと違い、表面を引きながら削るイメージ。アクリル板などはこれで筋を付けた後に折り取ることで綺麗に切断することができる。
4. OLFA 別たち 56B
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オルファ(OLFA) 別たち 56B オルファ |
今度は別たちだ。用途としては樹脂シートを切断したり表面を削る。レザークラフトなんかにも使える。道具のカテゴリとしてはスクレーパーになるのかな?上から抑えってたち切ったり、傾けて滑らせることでカッターのように物を切るような用途で使える。
レーザ加工機でレザークラフト(MAG-LITEホルダー 型紙) #マグライト
5. オルファ(OLFA) アートナイフプロ 157B (写真は前モデル)
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オルファ(OLFA) アートナイフプロ 157B オルファ |
いわゆるデザインナイフ。切り絵など、細かい入り抜き作業なんかに使う。刃が鋭利なので曲線を切るときにとても使いやすい。
6. オルファ:OLFA ラチェットコンパスカッター
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オルファ:OLFA ラチェットコンパスカッター オルファ |
いわゆるサークルカッターというやつで、丸く切りぬくのに使う。このタイプは中心に針を刺すことになるので、切り抜く円の内側を使うときには注意が必要。センターポンチより大きい穴を空けるときはこういう道具があったほうがいい。
以上、最近工具を整理する機会がったので集めてみたらいつの間にかOLFA製品が集まっていた。特別便利というわけではないが、ベストセラーという感じで長年にわたって販売されているので、替え刃がなくなる心配をする必要がない。
最近では100均でもある程度道具としては買えてしまうものばかりだが、長い目で見れば安くつく可能性もある。愛着がわくほどの道具ではないが見た目がそろっているのは気持ちがいい。機会があったら一度使ってみてほしい。
調べていて気づいたが、OLFA製品は刃を保護するカバーがないのが不満だったのに、最近のモデルでは刃が収納できるようになっていたりして使い勝手が向上している。機会を見て買い替えるのもいいかもしれない。
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