リビングのモニタースピーカーからガリが出るようになった(ジャックの接触不良)

リビングに当然のように液晶テレビが置いてあるのだが、テレビの音質というか音の薄っぺらい感じが嫌なのでモニタースピーカーを接続して使っている。

テレビは数年前、スピーカーは学生のころからの使い古しなのだが、最近、れてびの音が片方からしか聞こえなくなったり、バリバリ音がするようになっていたのでようやく重い腰を上げることにした。

ずっと使っているモニタースピーカーはRolandのMA-20Dで、音楽をやっていた当時、DTM用途で購入したもの。当時流行っていたデジタル入力に対応しており、いわゆる2496に対応している20W+20Wの合計40W出力の憎い奴だ。

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普通ならテレビを買うときに音質も重視して買うことが多いと思う。最近では、音質の高さを売りにしたテレビも多く、そのテレビ専用のスピーカーシステムというものも売られている。他にも、リビングのテレビにつなぐことを前提としたマルチチャンネルのスピーカーというのもある。

たとえばこういうもので、r臨場感を出すための回路や低音を出すためのウーファーが付属しているものが多い。

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こういうスピーカーは確かに音質や臨場感は高まるが、結局のところスピーカーというのは音質の好みだったり利便性によるところが大きいのでテレビによっては、外付けよりも内蔵スピーカーのほうがいいなんてこともあるかもしれない。

僕はスピーカーの音質の大部分は口径(大きさ)とスピーカーユニットそのものの品質で決まると思っていて、それ以外はデジタル回路のごまかしに過ぎないと思っている。なので、音楽を聴くにしろ、テレビを見るにしろ、スピーカーで音の味付けはする必要はなく、素直な音が出てくれたほうがうれしいというのが本音だ。

なので、昔からヘッドホンやスピーカーは身の回りのものはモニター用を使っていて、外に行ったり特別なデバイスにつないだりするときだけ味付けありのものを使うようにしている。そうしないとその味付けに慣れてしまって、他の場所で聞いたときに違和感だけが先行してしまうということになってしまうからだ。

そういう意味ではMA-20Dはいい買い物をしたと思っている。DAC内蔵なのでデジタル出力デバイスをつないだ時にも安心して音を出すことができるし、素直な音も非常に好みだ。

で、最近、このモニタースピーカーからガリが出るようになった。ただ、ボリュームからではなく、背面の標準オーディオジャックからだ。

MA-20Dは2ch入力可能で、1chはデジタル/アナログRCA排他、2chがステレオ標準プラグになっている。1chはRaspberry PiのVolumio等のDDCと接続したりしているので、余っているのは2ch側。ミキサーなどを挟んでもいいのだが、配線が複雑になるのも嫌なので音を出すデバイスは2台までと決めている。

最近は音を出すデバイスにもHDMI出力がついているので、HDMIからテレビ経由で接続すればそこまで困らないというのもある。

ちなみに、我が家のテレビに接続されているデバイスを列挙しておくと。

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てな感じでHDMIはすべて埋まってしまっている。なのでスピーカーを直すか買い替えるしかないのだ。

ということで、原因を探るべく分解してみることにした。現物はこんな感じ。回路は右側のユニットにすべて収まっている。

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開ける前にジャックに対して接点復活材を吹いてみたりしたのだが改善が見られなかったので、はんだクラックとかを疑っていたのだが、開けてみてもそんな気配はなかった。下の写真でいうはじっこの黒いジャックだ。ただ、右側のコネクタはボンドで止めてあるのに対し、左側のコネクタははんだ付けしてある端子の実で止まっている状態でグラグラ。念のため一度コネクタを外して接触を確認後取り付け直し、周りをホットボンドで固定し直した。

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ということで、加工のしようがなかったのでブログとしての内容は薄くなってしまったが、MA-20Dをお持ちの方で同様の症状が出ている人はいやってみる価値ありだ。接触の悪くなる左側だけ入力するとモノラル入力と判断されて左右から音が出てしまい、症状の切り分けがしにくいのだが、少なくともガリは全くでなくなった。どうもジャックの中の接点が外側に逃げてしまっていたのが原因っぽい。ということでした。

もし、直らなかったとしても、最近は同様のスピーカーが他社からも出ていて手に入れることができる。スペックを見る感じ一番近いのがこれ。

BEHRINGER MS40だ。MA-20Dとの違いはデジタル入力が24bit/192kHzに対応していること。値段の割にまぁよさそう。

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