中華レーザー加工機が届くまで

先日ポチった中華レーザー加工機のその後について。

なんだかんだで届いたのでそこまでの経緯を。

それなりに海外通販慣れしている僕ですら一抹の不安を感じたので、やはり使うのが目的なら払えるお金は払ったほうがいいのではないか。

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経緯

機種を比較した結果、Co2レーザー40W機(あくまでもスペック上なのでほんとかどうかは不明)を入手することに。

半導体レーザーを使用したX-Yテーブルみたいなのもあったが、3Dプリンタをちょっと改造すればそのくらいならできそうだったので今回は却下。目的は木材加工なので排煙のことも考え、剝き出しではなく、ちゃんと箱に入っているように見えるものにした。

となると、実際には大した選択肢はなくて、中国製の格安レーザー加工機一択となる。

見た目はこんな感じのもの。あくまでも買ったページに貼ってあった写真なので本当かどうかは知らない。

「JK-K3020」の画像検索結果

参考までに現在の商品リンクも貼っておく。

co23020.jpgCo2 laser machine with USB Sport 110/220V 40W 300*200mm Mini CO2 Laser Engraver Engraving Cutting Machine 3020 Laser

同じような筐体、部品構成で相当数のバリエーションがあるようだが、写真通りのものが来たことがない中国では見た目で判断するのは危険。

一般的に共通した性能としては40WのCo2レーザーを搭載していて、加工範囲は30cm x 20cmを謳ったものが多い。このようなスペックの機種をネットではJK-K3020(互換)機と呼んでいるようだ。

この基本スペックに対し、レーザーカットを促進したり材料が燃えないように風を送るガスアシスト(という名のエアーアシスト)パーツや、材料を置くテーブル代わりになるハニカムテーブル、単独操作可能なように液晶画面がついたものなど、実に様々なバリエーションがある。

いろいろ見ていると、この中でも本体にCo2レーザー冷却用のポンプやダクトはどの個体にも標準でついているようなので、このオプション部分にどれだけの価値が見いだせるかということになると思う。

僕個人としては、作る手間が省ける程度の気持ちでしかないので、ガスアシストやはにかむテーブルはないものの中から、本体、送料込みで一番安そうなモデルにした。ただ、操作パネル部分の写真を見るとアナログのメーターとつまみが付いたタイプとプッシュスイッチと8セグのモデル2機種があったので、デジタルっぽい8セグのほうを選んだ。気休めで。

で、今回かかった費用は本体431ドルに加え、送料111ドルの合計542ドルと激安。ほんとに大丈夫なのか心配になる価格だ。まぁ大丈夫じゃないとは思うけど。

僕が発注したJK-K3020としての業者の売り文句としては”2015年新バージョン“だ。何年前からあって何と比較しているのかは分からないが、とりあえず2015年モデルらしい。

実際にぽちった後の流れ

スペック欄には購入時に電圧を選べって書いてあったので、オプション欄に100VのUSBタイプを希望と書いておいた。選択肢があるわけでもなく向こうから聞かれるわけでもない。あくまでもクラウドに向かって自己主張する。

発注してからの流れはこんな感じ。

Aliexpress上の流れ

2/23 発注

2/29 「まだ手元に物が来てねーから1週間以内の発送には間に合いそうにない。もう1週間延ばしてくれ」って連絡がある。

    ドロップシッピングなのか、カスタマイズ要素への対応期間なのかどうかはわからないが延ばせというので延ばすしかない。キャンセルして他で買いなおしても結局また同じだけ時間がかかるだろうと思いあきらめる。

    1週間は腹が立つのでとりあえず3日だけやった。その代りしっかり梱包しろよって返信したら「心配するな」とのこと。中国人の心配するなを信用していいかどうかは到着後に判明する。

3/2 fedex上で伝票作成完了

3/4 なんの音沙汰もないのでもう一度煽ってみる。fedexに引き渡したとの連絡はあるが、fedex上では以前として伝票作成のみで引き取られてない。香港ではこれを出荷完了というのか。

ここからfedex

3/4 煽った直後にfedexに引き渡された。黙ってたらどうなっていたんだろう。引き取り場所は香港の TSUEN WAN

3/5 香港の TSUEN WANから中国 GUANGZHOUに移動

3/5 中国 GUANGZHOUから輸送開始

3/8 3日全く動かなかったが、ようやく中国 GUANGZHOUから移動開始

3/8 1日で一気に通関を経て東京、江東区まで。

3/9 朝の時点で横浜鶴見区のFedex営業所へ。 昼にはFedexが直接配達完了。

まぁ、納得いかないスケジュールも見受けられるが、Fedexが引き取った時点での配送スケジュールは当初から3/9の18:00までになっていたので、fedex内ではまっとうなルートで来ているのだろう。

確かに荷物自体は非常に大きく、30kg近くあるのでエコノミーだとこんなものなのかもしれない。

到着

とりあえず物はちゃんときた。fedexへは前もって電話をして、物陰に放置して帰るように指示しておいたので意外とすんなりいった。

雨が降っていたのでびしょびしょにはなっていたが、そんなことは大きな問題ではない。

IMG_20160309_191636.jpg

次回、開封からひと悶着まで。

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