マウス買い替え（というか買い足し？）

最近、巷で噂になっているあれでしかないよね。じゃあ書くなよ！って言われるのも当然、僕も同じことを書くのはめんどうだと思ってる。だけど、どこを見てもLogicoolのハイエンドしか転がっていないような変態環境を目の当たりした以上、当の本人の印象をどうしても聞きたいらしい。それがすでに２人目なのでここに書くことにした。

Logicool ロジクールワイヤレスマウス MX Master Bluetooth・USB対応 MX2000

ロジクール
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本当に久しぶりのモデルチェンジだ。M950t以来、MXシリーズをやめたのかと思ったほど長かった。

どうしてもメッキ部から青錆が出たり、ホイール部や滑り止めのゴムやラバーコートが加水分解してベタベタしてくるので機構的には問題がなくても買い替えたくなる時が来る。最近はあきらめてゲーミングマウスでも買ってみようか的な気分になっていた。そんなタイミングでの発売。しっくりこない部分も多いがとりあえずブランド買いすることに。

パッケージは従来通り高級感があるというか、品質的に無駄に高級である。表カバーは磁石でパタッと閉まる。まぁ、開封時に2,3度パタパタさせて優越感に浸る感じだ。

開けるとGet started的なアイコンと本体が。パカッと開けると中身が見えるが、iPhoneなど購入者しか見えないパッケージとは違い、Logitech的にはここまでを店頭陳列用のパッケージとしている感がある。国内ではこのクラスの金額になると在庫カードで引き換え販売することが多いため効果は疑問。よってパカッと開けたところでマウスは取り出せず見えるだけ。結局は上下のどちらかからスライドして出す必要がある。

中身はこの３点と保証書のみ。UnityingレシーバーとmicroUSBケーブル、本体のみ。Logicoolのマウスを買い続けている人ならこれでUnifyingアダプタも3つ手元にあることになる。

詳細は他のサイトに譲るとして、今までのMX950系からの違和感について。

バッテリーがEneloopから内蔵型へ変更されたのでパッとバッテリー交換で済ませられなくなったこと。人差し指、中指周りは従来機とあまり違いを感じずに使える。というかMX Revolution感が帰ってきた感じ。あまり斬新な進化がないという意味での安心感。

気になるのは親指回りだ。親指ホイールはSonyのジョグシャトルに似たサイズだが、ヌルヌル系の回転、かつ摩擦抵抗が大きめなので気持ちが悪い。ホイールにゴムが使われているのでネチョネチョしそうだ。ここは従来のクリックボタンでもよかったと思う。あと、戻る・進むボタンの大きさ。親指の側面で押す形状ではないと思うくらい考えて押す必要がある。間違えて押すことはなさそうだが、一瞬目で確認しちゃう自分がいる。ジェスチャボタンも微妙。というかマウスをつまみ持ちする系の人には押せない方向にボタンがあるためこれは使わないなと思った。

ちなみに、今回からBloetoothとUnifyingの両機能が搭載され、かつ３台までのペアリングが切り替えられるようになっている。点滅だけでペアリング状態がわかりにくい機種が多い中、インジケータにも数字個々にLEDが仕込まれているため、非常にわかりやすい。Chromebookともペアリングしてみたがとても素直だった。通信、マウスとしての基本機能周りに関しては好感触で非の打ち所がない。さすがという感じ。

結局、感想としてはデザインが悪化（シルバーのままでよかった）したのと、親指回りのカオス感（ヌルヌルホイールと押すのに苦労するジェスチャボタン）このあたりがマイナスイメージにはなるが、僕個人としては常用していて唯一無二の機能だと考えているスクロールホイール周りが悪くないので買う価値ありという感じ。今改めてMX Revolutionが買えるとしても、Bluetoothのペアリング周りを考えるとMasterのほうを選んでしまうだろうと思う。何度も言うけどデザインはMX Revolutionの圧勝かと。