フレッツ光ネクストギガファミリーに乗り換えずにIPv6を使って増速作戦

どうも。

横浜に越してきてもう少しで3年.どうしてもIPv6対応したい.でもベストエフォートに金は使えない.ハイパーファミリーですら数十メガしか出ないのにギガファミリーにしたところで速度が上がる保証もない。同じような悩みを抱えるあなたに。

まぁ、たまたま我が家はこうなったという結果論ですが。

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まず、一般的に一番悩ましいFTTH(光)回線の扱いから。

ここ数年で携帯通信業者経由のインターネットでも困ることがなくなってきた。最近の独身一人暮らしの人の中には、自宅に引いていた光回線をWimaxなどのモバイルルータに置き換えるという選択をする人も多いようだ。たしかに月額5000円近く払っておきながら家の中でしか使えないなんてなんかスマートじゃない。そりゃ2500円でどこでも使えたほうが便利に決まってる。

で、この業界。NTTによる固定電話回線という強烈な縛りによって民営化後も簡単には乗り換えることが出来ない仕組みになっているから悩ましい。こういう契約関連に慣れている人は数年前からやっているauのスマートバリューを使って固定回線ごとKDDI系に乗り換えている人も多いだろう。ほかにもケーブルテレビとのセットサービスなど、安さを前面に押し出した他社との比較表を持ち込んで執拗な勧誘を受けたことが一回はあると思う。最近は近所付き合いを巧みに利用して囲い込んでくる業者もいるみたい。ネットの知識がない人にしてみればこの競争はあくまでも月額費用での比較でしかなく、当然安いほうが良いと考えるだろう。

月額4000~6000円のFTTH費用をこれからどうしていくべきか。ここをよく考えてみたい。まず最初の分岐点はこれだ。

1.ひかり電話(市外局番)持ちもしくはひかり電話(050 番号)持ち

2.フレッツテレビ契約(地デジ、BS,CSアンテナのいずれかがない、もしくは建てられない)

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1のひかり電話持ちの人は、次に選ぶ業者も電話サービスを持っている業者を選ぶ必要がある。引越しなどの移転時にはその業者がサービスをしているエリアによって住所変更で済む場合もあれば解約→新規契約の二度手間になることもある。電話サービス、利用頻度まで含めたコストで比較するべきだが、NTTよりはいずれも安い場合がほとんど。自分の持っている電話番号が捨てられるか捨てられないのか。そこが大きなポイント。

悩ましいのは2だ。僕もたかがアンテナを借りるのに月額数百円も払えるかと思っていたが、現実は甘くない。賃貸の場合は他に選択肢がないのだ。STBを使わずにアンテナ信号をFTTHで流すサービスをやっているのはNTTだけ。フレッツの呪縛から逃れることが出来ない。ケーブルテレビで他にもっと安いプランがあれば考えるんだけど。

次はプロバイダ。最近のFTTHやケーブルテレビ会社のサービスではプロバイダ料金込みになっているところも多いが、NTTは別料金。

最近は500円から2000円くらいまでが相場。使えるサービスによって違う感じ。選択基準はプロバイダメール、固定IPとかくらい。乗り換えるのも簡単なのでメアドが必要ないならそこまで真剣に悩む必要はないかも。回線の速度にもかなり影響はある。これらすべて込みで4000円台のNUROは個人的にかなり興味あり。

で、ここからはヘビーユーザーだけの問題になるのだが、サービスの内容に対しても考慮する必要がある。

1.速度(100M,200M,1G,2G)

2.固定IP

3.IPv6はIPoE,PPPoEどちらで使うのか(プロバイダの選択基準になる)

1の速度についてはもう自己満足の世界。 1Gだろうが2Gだろうが出ない地域は出ないし、出る時間帯は出る。もう運任せだが、家庭内のLANの速度が100Mを超えてきているため200M以上を契約しておけば理論値が出てもボトルネックになることはないと思う。ちなみにフレッツ、auは1Gまで、NUROは1Gを2台で使ったとして最大2Gを謳っている。フレッツは今契約できるミニマムがハイスピードタイプ200Mなので月額+500円で1G対応に出来る。そういう意味では4000円台で2GのNUROのコスパは非常に高い。

2の固定IPについてはDDNSでも解決できるので必ず必須というわけではないが、管理上楽になる部分も多い。自宅に対して外出先からアクセスするために使ったり、ホームページの公開などに使ったりすることが出来る。

3が今回の本題。IPv6というのは従来のIPv4のPPPoEのように,ID,Passwordを使ってアクセスする方法と、IPoEいわゆるネイティブ方式という2通りの方法がある。

IPoE,PPPoEの違いはこれ。

IPoE(ネイティブ方式) PPPoE
配線              機器不要 トンネルアダプタが必要
アドレス 共通 NTT網用とインターネット接続用を使い分ける

一番の違いは専用の機器が必要か否か。この点を考慮してプロバイダを選ぶ必要がある。我が家はここ15年くらいSo-netがいいと思って信じてきたが、So-netはPPPoE方式しかサポートしていないため、高級なトンネルアダプタを別途入手する必要があるため、追加で費用がかかるのが難点。

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しかし、ネット上を捜しているといい情報が。IPoE方式に対応しているプロバイダでIPv6接続を行えば、フレッツの契約速度に関係なく1Gまで出る可能性があるという。

ギガファミリーに変更すれば工事、手数料+月額500円かかり、さらにプロバイダの乗り換えを迫られるころだが、IPoE対応のプロバイダを追加で契約すれば月額+500円だけでIPv6対応でき、さらに増速する可能性があるということ。これは試してみるしかないということで無料オプションでIPv6接続可能Qitを契約することにした。このときNTTにもオンラインでIPv6オプションを申し込んでおく必要がある。これもオンライン契約なら無料。

ということで契約の結果だが、今回の目的であるIPv6対応はもちろん、従来のSo-netの接続時はスマホ、PCそれぞれで速くて25Mbps程度だったものが、Qit経由接続の場合は約100Mbps前後と大幅に増速させることが出来た。これは単にプロバイダの違いに他ならないのだが、たった500円で工事などの煩わしいて続くをすることなく、望んでいたもの両方が手に入るのだから悪くない選択なのかもしれない。

IPv6を使えるようにしようと思わなければ今回のような方法には至らなかったはず。増速が確実に見込めるならギガファミリーへの以降を検討したいと思う。

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