ホスピタルにプチホームステイ

先週半ば、帰宅途中に謎の腹痛、吐き気に襲われホスピタルに行ったらそのままホームステイする羽目に。

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結局未だこれという原因は分かっていないのだが、内視鏡、CT、レントゲンに気になる部分がなかったということで様子見中。

症状としては、日中のぼんやりとした吐き気、夕方から夕食直前あたりで襲ってくる猛烈な吐き気だ。数ヶ月に渡って続いており、ここ数週間は毎日同じ症状が現れておりかなり辛い。医者の診断としては腸が腫れているのでまぁ腸炎系だろうということで、一般的な薬を処方されているが、ぜんぜん吐き気がおさまる気配がない。吐き気も実際に吐くわけではなく単なる吐き気なのでたちが悪い。

先週末は歩けなくなるほどの吐き気に襲われて病院に駆け込んだが、レントゲン、CT,血液検査でも原因は分からず、結局そのまま入院した。2日の絶食後、内視鏡でも分からないということでとりあえず3泊4日越しの退院という謎の展開。人生初の入院生活がこんな曖昧な感じなのがなんだかショックだが、逆に言えばこれだけ検査をしてはっきり病名が出てこないくらいの病気だと思うしかない。

今回、初ホスピタリストな僕が知ったことはいろいろとあるが、その中でも驚いたのは医者のロジカルシンキングさだ。病院や年齢にもよるのかもしれないが、あまりにも淡々と仕事をしていてびっくりする。僕らのような理系論理思考系の人間もびっくりするほどの論理思考。患者の訴える症状を電子カルテに記録し、機器でデータを採取、頭の中にある症状と照らし合わせて答えを出す。まぁ当たり前っちゃあ当たり前だけど。

ここですごいと思うのは、患者が訴えている症状が考えうる症例に当てはまらない場合はスルーされること。今回は「気持ち悪い」を何とかして欲しいだったのだが、最終的には「原因がわからないので様子をみてください」という結論に帰着している。患者側の立場としてはこれはすごく悲しい。結局数ヶ月様子を見続けて、我慢できなくなって駆け込んだ病院にまたさらに「様子を見ろ」といわれてるのだから。

まぁ大病でなければ入院生活を送るメリットもないので退院は正解だと思うが、自分の中でイザというときの病院のイメージがまた悪くなってしまった。

ネタになりそうなことは色々あったが写真を撮るのはどうかと思ったので一枚だけ。

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絶食後一発目の病院食はなぜかすごくおいしく感じる。2食目からは見た目どおり。でも自分は絶食、相部屋で周りの人だけ食事しているのを見るといくら不味そうでも食べたくなる。

あと、看護師さんに「ゆっくり休んで」と言われるが、病室はゆっくり休めるほど穏やかではない。少なくとも耳栓は必須アイテムだ。

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