Basis B1のデータエクスポート

高機能な腕時計型ヘルストラッカーの先駆けともいえるBasis B1について。

ログを集めても使い道がないなーと思ったら負け。使い道を作るしかない。

ってかその前に普通に使うと何が出来るのって話。

まず、スマホ、単体ですべてが見られるデータはこのHabitsだけ。自分で目標を設定して、その目標の達成率、ゴールをバッジとして取得できるというもの。睡眠時間とか歩く時間とか目標を持って達成するものではないファクターも多いので人によって好き嫌いがありそう。逆にこの程度で満足できる人にはこんな高機能なガジェットはたぶん不要だと思う。

20140912-Habits.JPG

以降は、単純にセンサーのデータを蓄積し、グラフ化したものの表示になる。

睡眠に特化し、眠りの深さを分析する機能も追加されている。他機種では睡眠開始時、起床時に何らかのトリガーを与える必要があるものも多いが、BasisB1の場合はそういう手間は不要で自動的に認識してくれる。ただ、睡眠開始時刻については自分の感覚と多少のずれはある気がする。ノビ太くんキャラの人は正確に計れそう。

20140912-Sleep.JPG

次にセンサーデータの単純なグラフ化。ライフロガー好きな人が一番見たいと思ってるデータはたぶんこれだろう。心拍、歩数、カロリー、発汗量、体表温、気温がそれぞれグラフで見られる。これだけセンサーデータがあると見ていて面白い。

20140912-Details.JPG

最後にヒートマップ的な表示。各センサーデータの数値に応じて色の濃さを変えて2週間分を俯瞰でき、パターンなどを読み取ることが出来るはず。なのだがあまり法則性を見出せないのが残念。

20140912-SkinTemp.JPG

と、以上のような機能が標準で用意されているのだが、結局目視で確認できるにとどまるため、ある日とある日のデータの比較なんてことは簡単に出来ない。そもそも機械的な処理が出来ないので見たところで”だから何?”的な空気が流れてしまう。

また、このようなライフロガーの特性上、めまぐるしく変化する周囲環境を理解したうえで数値の判断を行わないといけない。特に夏場は屋外、室内の違いやエアコンの有無、扇風機などによる外的要因なのか体調の変化による体温変化なのかがわかりにくい。これらの状況を踏まえると、他のライフロガーを併用し見比べることで正確な分析をする必要があると考えた。

そこでどうにかしてこのBasisで取得したデータを数値データーとして入手できないかと探してみたら、Githubにあった。

basis-data-export

このスクリプトを使うと指定した日付単位でJSON,CSV,HTMLをダウンロードすることが出来る。これで何らかの処理をして結果を出すなんてアプリを作ることが出来るはず。

詳細はまた今度。

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