RaspberryPi専用カメラモジュール(互換機)入手!

RaspberryPiにつなぐための専用カメラモジュール にRaspiCamとPiNoIRという2モデルがあるのだが、今までは余ってたUVC接続のWEBカメラで頑張ってたのだけど、レンズがしょぼい、暗いで使い物にならないし、USBを1ポート空けられるだけでもメリットがありそうだったので買ってみることにした。パチモンを。。。。

まず、なんで純正モジュールを買わなかったのかというと、また届くまでに半年とか待つのは嫌だなーと思ったことと、値段の割りに基板むき出しとかフレキケーブル切れそうとか本体に匹敵する値段とかなんかこう言いたい事が山ほどあったから。

経験上、むき出し基板系のパーツはその場のテストレベルでしか使わないし、いまさらカメラ使って作るアプリに大きな感動もなかろうと勝手に思い込んでいたわけ。

まぁそんな気持ちはいまだに変わっていないのだが、最近サンプル画像を見て気づいた。RaspiCamとPiNoIRは可視光、近赤外光専用のカメラだと思っていたのだが、PiNoIRはRaspiCamと同じイメージャーでIRフィルタを取っただけのもんだということ。NoIRの意味を考えれば当たり前なんだけどね。当時は下らん洒落だと思って見逃してた。

近赤モノクロなんて使い道ねーなと思ってたら実は明るいときはカラーで見える(色味は崩れるだろうけど)となったら話は別。裏面照射型のカメラモジュール(しかもIRなし)なんてまだ早々手に入るものではない。買わねば。となったわけである。

で、恒例の波乗りをした結果いいもの見っけ。信頼のパチモンモジュール。

本物より微妙に安い、しかも使えるかどうかわからないCSマウント付き。しかも送料無料。さすがebay。

Raspberry Pi NoIR Camera Board /w CS mount Lens Compatible with official module

まぁ確実に中華クオリティなのは予想がつくが、RaspberryPi本体もそもそも中国製だし、レンズが大きい分明るさも稼げるのではないかという予想。で、ぽちった。

1週間強で届いた。写真を撮り忘れたのだが、DealExtremeのような不安感は皆無。梱包もしっかりしていた。で接続したのだが、ここで要注意。

実はまったく同じサイズのコネクタが2箇所ある。レイアウトとか使いやすさを考えて当然左下のSDカード裏のコネクタだろと思って挿したけど、実はイーサネット側のほうでした。先入観は捨てろ。フレキは勘で挿してはいけない。

で例のRaspi-configでカメラモジュールを有効化、純正モジュールと同様の手順で動作した。とりあえずサンプル画像を拝借。こんな感じ。ただし右は当然ながら赤外照明有りだと思う。

WithIRNOIR

画像処理屋的な感想だが、思った以上に感度は良好。被写界深度は浅めのレンズで、画角もスペックよりは狭めの感じがあるが、純正モジュールよりはお徳感がある。Webカメラだとノイズ混じりで絵にならないようなくらい部屋でもそこそこカラーで見える。スマホと同レベル。というかそもそも同じだけど。

あとついでで面白いアプリを見つけた。RaspberryPiとRaspicamの組み合わせをストリーミングするときにサーバーを立てる必要はない。とりあえずネットワークにつながっていればこのアプリを使ってポートをたたくことでストリーミング、キャプチャを遠隔操作で出来る。コマンドの類がまったくわからない人でもカメラサーバーが作れそう。これはいいと思った。

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