PRN3D印刷ムラの原因を探す旅・・・

先日のお試しでフィギュア出力で印刷したのっちがあまりにもひどかったので、しばらくはこの謎を解き明かすべく、パラメータをいくつか変えながら印刷を試してみることにする。

謎1.PLA、ABSで積層ムラの出方が明らかに違う気がする。

フィラメントに対する適切な温度設定や移動速度など原因はいろんなところにありそうだが、少なくともそれらが原因のムラは積層厚単位で出てくるはず。それ以上のピッチで出てくるものは本体の構造が原因だろう。材料の違いによる有り無しではなくて、今回の場合はPLAだと気になるがABSだと目立ってないだけ。てことは構造的に修正できればABSはもっと良くなる可能性もある。冷静に考えると今は0.05mmピッチで印刷しているため、明らかに一層一層の変位で発生している問題ではない。まぁほぼ100%Z軸のネジ痕。//こういう全体的な偏心によるズレなのか、<>こんな感じで積層厚や膨張収縮の変化によるブレなのかが良く分からない。前者ならZ軸送りねじの固定方法、偏心の修正で直りそう。後者ならZ軸送りネジのピッチが一定ではないと考えるのが妥当だが、ネジピッチのブレが見えるかというと見えないので後者ではなさそう。

謎2.PLAを印刷したときに造形物の表面が粉っぽいときとテカッてる時がある

普通に考えれば温度なんだろうけど、自分が変えてるつもりもないので、何か原因があるはず。想像すると印刷面積が大きい、小さいでホットエンドに触れる間隔が違うのでフィラメントが冷え切る前に表面を舐めるのと冷めてから舐めるのとで差が出てるとか。寝かせる、立てるで印刷してみると表面のテクスチャーに差が出るかもしれない。

謎3.印刷中に突然Y軸がぶっ飛んでオフセットがかかる時がある

ようは数ミリ単位で積層ずれを起こして断層が出来ちゃう症状だが、原因が良く分からない。ベルトが滑って徐々にずれていくという症状ではなく、一回だけドカンとずれる感じなので、ソフト的、ケーブル的、構造的問題のどれかがいまいち分からない。タイムラプスでも分からないので、カメラでとるか、ギアとベルトにマーキングするかくらいしか思いつかない。

とまぁこんな感じ。色々印刷してみているが、そもそもこれらが原因で検証できるだけのバリエーションを印刷するまでに時間がかかりそうなのでまた後日報告ということで。

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