事前予約していたPRN3DがGW最終日に届いた。
組み立て方法やマイクロファクトリーに対する苦言の類など、詳細についての内容は先輩方のブログに譲るとして、
(良くも悪くも的を得ており、ほとんど同じ印象を受けたので)
個人的に気づいたことや気をつけたほうがいいと思うところについて先入観を持たないで雑にメモ。
– 組み立て時 –
・PLAが意外と柔らかいので、六角レンチで締める時の力加減に気をつける。
-成形が悪いのもあるが、ナット穴が何箇所か馬鹿になった
-作ってる時点で本体部品はABSで再印刷する気満々になるはず
・水平垂直を意識して微調整するのは一度印刷してみてからでもいいと思う。
- あまりに性格が雑なのはだめだと思うが、グラつかない程度に出来ていれば良し。
僕の場合は適当に組んだだけで予想よりもまともなのが印刷できてしまったので、そこから修正していく感じだった。
- とにかくベッドとノズルの平行さえ出ていればそこそこの形のものは出来る
・Z軸の左右昇降ネジの調整に気をつけろ
-ベッドとノズルの間隔(X軸方向)はテーブル調整が原因と思いがちだが、そもそも昇降ネジの左右の絶対高さが未調整、もしくは脱調で左右に微妙な回転ずれが起こっているということがある。逆手に取ると簡単な微調整にも使える
– 印刷時 –
・スティック糊はこれでもかというほど厚く塗れ
-ベッドガラスを削るんじゃないかというくらいまで攻めた設定が出来ない人は、糊厚で稼げ.もし削れてもスティック糊だ。少なくとも印刷中の剥がれはなくなる
-もしかしたら両面テープに近い効果があるのかも。出来た凹凸もラフト面で大体吸収される
・印刷中に大きく反る(ラフトがくっついてない感じがする)時は温度ではなくベッド-ノズル間隔が広すぎる場合が多い。
-印刷中に反り始めると、成形済みの面がノズル位置よりも高くなるため、印刷するつもりが削っているような感じになる→ラフトから上だけ剥がれる感じ
-ラフトが剥がれにくいor剥がれないけど数時間かけてごみが出来るよりマシ。
・フィラメントのリールの置き方には細心の注意を。
-うちのPRN3Dはフィラメントリールが引っかかって回転しなくなり、エクストルーダーの引き込み力だけで机の上から投身自殺を図った
・エクストルーダーのモータが脱調していたのでフィラメントが詰まったのかと思ったら振動で芋ネジが緩んでレバーに引っかかってた。
-構造上見えにくいので盲点だった
・ABSはかなり気まぐれだと思ってた
-室温やフィラメントのメーカーなど要因は多いし、PLAと比べると温度くらいしか変更点がないので出来ない理由に悩む
-諸先輩方の悩みとは次元が違いすぎるのかもしれないが、大半の理由は微妙に変化するノズル-ベッド間距離.気まぐれ感はなくなった.
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