ABSの反り対策

暇を見つけては3Dプリントする日々を送って数週間。

コツというか欠点というか、なんともいえない失敗パターンがわかってきた。

現時点での失敗要因(ABSメインなのでABS特化で)

1.印刷中の反りによる剥がれ(途中でくしゃくしゃになる)

2.印刷中の反り(最後まで走っても造形上使い物にならない)

3.謎の印刷停止(目視出来てないので詳細は不明)

4.CADデータの不整合(空中印刷状態とか)

順位的にはこんな感じ。

いろんなデータを試していくうちに失敗率も上がってきていて、成功/失敗の重さで比較すると5割り近いかも。

まぁまだコツを掴んでいる段階なので失敗は成功の母と思うしかない。

現時点で出来る最善の方法はヒートベッドの温度を上げること。材料はそろっているので暇を見つけて改造したい。

現状ではMAX75℃程度なので、これを110℃くらいまでは上げられるようにしたいな。これだけですべてが解決するかもしれないけど。

次にヒートベッドをどう処理しておくか。現状ではガラステーブルの上に(ガラス面保護をかねて)ポリイミド(カプトン)テープが貼ってある。

汚れたら張り替えるのもいいのだが、意外と気泡が入らないように貼り付けるのが難しいので張り替えずに横着してしまう自分がいる。。

かといって、カプトンテープに直でくっつくかというとそうでもないので悩ましい。表面を荒らすってのも一度試してみるかな。

しばらくマイブームだったのはスティック糊だったのだが、これも均一に塗るのが難しいので、ラフト付きにして凹凸を吸収するような造形をしないと底面の形状にムラが出来るのが微妙。先週から始めたABSアセトン溶液作戦は結構好感触で、たぶんABSを薄めに溶かして塗り広げる感じにするといいんだろうなということはわかっていても、接着力の強弱調整がうまくいかなくて、カプトンテープまで道連れにするという悲劇も起きてる。

まぁ鉄板な方法ってのはないんだろうけど、もうちょっと成功率が上がってくれないと、4時間中3時間使ってから失敗って言われても納得できないんだよね。マジで。

あとラフトの剥がれにくさもちょっと気になってきた。造形失敗するよりはましだけど、ヤスリで削るって行為が意外と大変だったり。ラフトも1層目はパリッと剥がれるのに2層目がきれいに剥がれない。擦り取れるくらいの感じが自分の中で理想なんだけど。。

まぁまずはヒートベッドの温度を上げることから始めてみるか。。。。

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