ストレスを感じないポータブルオーディオ環境について考える

ちっす。管理人です。

いまいちブログでのキャラ設定ができてないのでフワフワしてるけど。横浜に来て3年目に突入しているわけだが、大きく変わった生活環境と、それに伴って変化していくモバイル環境についていまさら語ってみたりしてみる。今回はポータブルオーディオで。

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千葉から横浜へ引越しして大きく変わったのはやはり移動手段。今まではどこに行くにも自家用車だったので、あまり持ち運ぶ物の大きさとか重さを意識したことはなかったが、手持ち前提になった瞬間にいろんなことを意識するようになる。同じような機能のものは1つにまとめたい。かばんはあまり持ちたくない。定期券はカードかスマホか?など。

かばんを持ち歩くのが好きではないタイプの人間はどうしてもポケットがパンパンマンになってしまう。ジーパンのポケット周りがスマホ型に脱色してるのもそういう人種の特徴だろう(苦笑)

で、車にはあって電車にないのが、移動中のタスク。車は終始運転しているので暇も糞もないのだが、電車の場合は立とうが座ろうが目的地までは自分の時間。手持ちのスペースで出来る事なら何でもある。ポケットパンパンマン系の人だと、素直にスマホを弄る、物思いにふける、寝るくらいの選択肢。まぁそんな状況でも、当たり障りのないことの中で真っ先に思いつくのが”音楽を聴く”という行為。最近だと居眠りのためのノイズキャンセルがメインで音楽は二の次という人もいるみたいだが、昔に比べてイヤホンをして電車に乗っている人はかなり増えた気がする。

ポータブルの音楽環境で思いつくのは、日本人寄りの目線でこんな感じか。

1.ウォークマン(SONY他)

2.iPod, iPhone (Apple他)

3.Android(スマホその他)

他に最近だとiPadでAKBのMV垂れ流しなんて人もいるので人それぞれだとは思うが、あくまでも音楽のリスニング視点で。SONYの環境も、最近はAndroidだったりSDが使えたりするので金食い虫のイメージはなくなってきているし、iPodとか買う感覚でノイズキャンセラーついてたりするので悪くない選択肢だと思う。

とはいえ、CDから取り込んだり、スマホと別体で持ち歩く手間を惜しまない人限定になっちゃうけど。Apple系も信者目線で言えば悪くない、itunes storeなんてすばらしいプラットフォームがあるので、音楽の入手には悩まずにすむ。デザインもUIもCoolだ。それ以外はシェアがなさそうなので個別には書かなかったが、Android標準の音楽プレーヤーはポータブルオーディオの分類には入らなくてもそれ相当のシェアを占めているはずなのでそういう括りで書く。

で、取り巻く再生環境についてだが、ダウンロード違法化を前提に、著作権保護のない(というか暗号化のない)データ配信が普及したため、以前と比べて悩むことは少なくなっている。しいて言えばデータフォーマットくらい。ATRAC3,mp3,AAC,WMAこんなもんか。Music Unlimitedなどの存在を考えると、いまさら著作権保護がついた音源を買うのはどう考えてももったいない気もするが、大手はほぼDRMフリーの音源配信に切り替わってる。フリーじゃないと後々にフォーマット変換できないなどの問題が起こるのは目に見えているため、これから始めるならそういうプラットフォームやデーター形式を意識した買い方をしたほうがいい。たいていは何とかする方法があるんだけど。

こういう入門的なところを乗り越えて、音楽が聴けるような状況になると次に悩むのがCDからのリッピング。CDからポータブルオーディオに音楽を取り込む作業を指すのだが、このときに困るのがファイルフォーマット。iPhoneならiTunesでよくね?といわれるとそれまでなのだが、今後数年の間にどれだけ変化するかわからないのがこの業界。10年ほど前に必死になって取り込んだmp3は「音質と容量のバランスから160bpsとかがお勧め!!」とか言うのを信じて取り込んだために、今聞いてみればよくこんな音で耐えられていたなと驚くレベル。結局CDから取り込みなおす羽目になっている。

そう考えたときに現段階のベストチョイスはFLAC,ALACのどちらか(相互変換可能)だ。確かに容量は大きいが、可逆圧縮なので取り込んだ段階での音質劣化はゼロ(データレベルで).イメージで取っておくよりはよっぽど小さいし、そのまま再生することも出来る。ネット上では音質良くないとかいろいろ書いてる人もいるけど単なる先入観。

FLACに変換するときはCDEx+FLAC Encoderのコンボ。タイトルなどもCDDB経由でほとんどOK。こうやって作ったFLACをALACに変換するのがxrecodeII.これ以外の方法もいろいろ試したが、かえって作業量が増えたり、iPhoneに取り込むと曲長の表示がむちゃくちゃになるなどの不具合が生じたのでこの方法に落ち着いた。あとはジャケ写の埋め込み位だけど別に何使っても問題ないと思う。

こんな感じで邪魔だけど、FLACとALACさえ作っておけば、どんな環境でも再生できるようになる。以前書いたRaspyFi改めVolumioの再生用データとしても使えるので、もうCDは押入れにしまってもOK。うちは若干の不安を抱えながらもコクヨのMEDIA PASSにすべてのCDを放り込んでしまったのでかなりの圧縮になってる。帯とかしまうポケットもついてて、失うのは純粋にCDケースだけなので思い切って捨てられる。初回限定版とかボックスになってると無理だけど。

なんか取り込んだから用済み。売り払うって行為はちょっと違う気もするんだよね。リテラシー的に。プラケースにヒビの入ったあの残念な感じを味わなくて済む代わりに、不織布劣化でCD劣化なんて事さえなければいいけど。

こんな感じで音楽メディアを片付け始めて数年経つが意外とメリットも多い。保管場所を意識しなくても済むため、BOOK OFFとかで大量購入してライブラリを増強なんて事が気兼ねなく出来る。変な話iTunesで一曲買うつもりでアルバム一枚買ってしまえば自分の好みかどうかは大体知ることが出来るからだ。

若い人はYoutubeで検索して聞けばいいだろっていいそうだけど。まぁCD購入はある意味所有欲なので見るだけでは満たされない何かがあるんですよ。たぶん。って感じ。

ライブラリが揃ったらつぎは再生環境なんだけど、Apple系は変な話、問題なくALACを直接再生できるのでなんの手間もない。同期時間、容量に目を瞑るだけ。

じゃあAndroid系はというと、これは好みなのだが、プレーヤーアプリさえ対応していればOK.僕個人としては結局Poweramp有料版に落ち着いてる。てかいろんな意味でこれしかない感じ。

次に、イヤホン、ヘッドホンはどうするのって話なんだけど、僕自身は音質云々についてこだわるつもりはなくて、将来的にはベストな状態でデータ保存が手間なしなんじゃね的な発想なので、どちらかと利便性重視を推したい。

iPhoneなら付属のEarpodsで十分だし(周りの人は音漏れが迷惑かもしれないけど)Androidでもおまけイヤホンを使っている人は多い。お金かけなくても聞ける環境があるならそれはそれでいいと僕は思ってる。ただ、昔と違って進化している技術もあるので、もし利便性に投資が出来る人ならこの機会にワイヤレス化を考えてみてほしい。

ワイヤレス化事情がわかっている人に言わせると、音が悪い、電池が持たないなど思うところも多いと思うが、一度だけでいいので、apt-x対応プレーヤーとapt-x受信対応イヤホン(ヘッドホン)の組み合わせを試してほしい。正直音質も良くはないが、今までとはちがう明らかな進化を感じる。利便性>音質 を考えたくなる程度の劣化でしかないからだ。

現状、僕の手元での組み合わせはこれ、HTC HTL22 or iPhone + SONY MDR-1Rbt mk2

正直、現時点ではそんなに対応機種がないため、選択肢も限られるのだが、この環境さえ手に入れられれば音質、ケーブルの悩みから一気に開放されることは間違いない。apt-x対応状況のまとめサイトなんかもある。こんな通信規格ひとつだけを見て機種選びをする必要もないと思うが、少しでも迷ったら対応状況を見て判断するといいと思う。

音質の差は明らかで、一度使うと戻れないくらいの感覚がある以上、今後は普及が進んでいくとは思うが、メーカーもあきらめずに対応を続けてほしい。あ、僕のHTL22はすでに契約が切れているため、現状としてはただのウォークマンとして活躍中。MVNO simを突っ込んで音楽再生だけに使ってる感じだと電池も3日は持ってるはず。いざというときネットも見れるし。

電話以外にも有効な使い道があるっていいと思う。ってかそこまで考えて買うべきだよね。高い買い物だし。

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