最近、
アイファイジャパン、エントリーモデル”Eye-Fi Mobi 4GB”を数量限定で新発売
ってなニュースを見つけて懐かしいなと思ってたらポチってた。
今回はこのような無線LAN内蔵型SDカードについて考えてみる.
今回買ったのはこれ。Eye-Fiのモバイル専用シリーズの最廉価版とも言うべき代物。
まぁ安さだけが取り柄といってもいい.4GBで¥3,000程度(当時)
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ワイヤレスSDHCカード Eyefi Mobi (アイファイ モビ) 8GB Class10 WiFi内蔵 (最新パッケージ版) Eye-Fi Japan |
正直、いつもの感覚ならこっちのハイエンドモデル ProX2とかを買うだろう.
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ワイヤレスSDHCカード Eyefi Mobi Pro(アイファイ モビプロ) 32GB Class10 WiFi内蔵 Eye-Fi Japan |
16GBで¥10,000がコスパ的にどうかは別にして、Class10で動画も安心というのはある。Eye-Fiが日本に上陸した当時に勢いで買った初代Eye-Fiの2GBはパッケージに遊び心が溢れていて、SDカードリーダーも付属しているなど、満足感を感じられる商品だった.今となっては2GBの糞カードだけど。
ここ数年で各社が同じようなコンセプトの無線LAN内蔵SDカードを出してはいるが、互換性や消費電力、動作の安定性の面でなかなか鉄板といえるものは出ていない。まぁこれからデジカメを買うことになればほぼ間違いなく無線LAN内蔵のものが選択肢にあるだろうし,NFCなんかを使ってペアリングすれば難しいことを考えなくても使える.実はもうそんな感じで徐々に廃れかけているガジェットなのかもしれない。
とまぁ、ネガティブな内容はこのくらいにして、新旧の違いを考えてみる. まずは簡単に動作を表現すると
旧 Eye-Fi → LAN(PC,クラウド)
新 Eye-Fi ← スマホ(→PC,クラウド)
旧カードは自らが無線LANクライアントになってアクセスポイントにつながりに行くイメージ、新カードは自らがアクセスポイントになってスマホからの接続を待っているイメージだ.
旧カードにはダイレクトモードという新カードと同じような機能が実装されており、切り替えて使えたが、新カードはその機能をMobiカードとして一部機能を切り出して売っている。僕個人の感覚としては旧カードの方がインテリジェントな感じを受けるのだが、やはり事前に無線LANの設定をSDカード内に書き込むという作業が困難な場合も多く、現状のような状況は致し方ないと思う。スマホ側からなら何とでもなるし。
商品性能としてはまったく同じでファームウェアで機能差を出しているだけだと思うのだが,1万円近くするSDカードというのはなかなか手が出しにくいというのと,一眼のRAWデータまで考えたときに16GBは十分なのかという思いもあってとりあえずは4GBでということに。
でまぁ使い始めたわけだが、接続の設定関係は文句なく簡単で分かり易くなった。アクティベーションコードで一発登録、ユーザアカウント作成レベルの難易度。ただ正直なところを言うと、軽く撮ってスマホからすぐアップロードしたいというような状況に出くわす確率が非常に少なくなった気がする。写真もほとんどをスマホで 撮ることが原因なのも分かってた。下手に16GBなんか買ってたらEye-Fi使うために写真撮るみたいな状況になってそうでちょっと安心した。スマホでフルサイズSDを読む方法もあるし,RAWをスマホで受け取ったところでスマホ側にも結局32GB程度のメモリしかないしね。¥3,000程度の満足度でいうと十分なのかもしれない。
アプリの動作としてはAndroidに軍配。Wifi設定をアプリ側が切り替えてくれるため、無線LANをあまり意識せずにすむ。対してiPhoneについてはアプリの仕様上、わざわざWifi設定を手動で切り替える必要がある.なんかすごい残念感。
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TOSHIBA(東芝) 無線LAN搭載SDHCカード FlashAir W-03 [32GB] Class10 SD-R032GR7AL03A Windows 7 東芝 |
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PQI AirCard 2 Wi-Fi内蔵SDHC カードアダプタ microSDHC 32GB Class10付属 PQI |
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